認知症って聞くと多くの方が描くイメージは徘徊、呆け、痴呆、何もできない・・・・
そうほぼ最悪のイメージを描く方が多いんですよね。
認知症と言っても病気ですから発病から進行という過程があります。
病気ですから進行速度も人それぞれ、早い人もいれば遅い人もいるということをなかなか
理解してもらえていません。
最近は認知症も初期段階であれば治療で進行を遅らせることができます。
治療と偶然の進行速度が遅い場合は認知症と診断されてからも数十年の間、日常生活を健常者と
ほぼ同じように過ごす方もいます。
私もそれに近い状態だと言えます、そういう認知症当事者もいるということを知って欲しいと
心から願っています。
認知症にネガティブなイメージを持つ若い年齢層の方に言いたいのは、まず若年性認知症という
10代からでも認知症になる可能性があるということ、もちろん高齢者に比べれば稀ですが。
それだけに実感がなくネガティブなイメージで発言するかもしれませんが、
発言する方にも親がいるかと思います、今は両親とも元気に過ごしていても高齢になるにしたがって
認知症になる可能性が増えます。
元気な両親が認知症になるなんて想像さえできないかもしれませんが、現実は違います。
認知症を含めいつどんな病気になるか保証はありません。
しっかり現実に目を向け向き合うことが大事だということを認識してほしいと思います。
認知症になるかならないかは神のみぞ知る!本人の努力で避けられる問題ではないんです。
喫煙は肺癌になるリスクが高いと言いますが、喫煙者の全員が肺癌になりますか?
非喫煙者でも何故か肺癌になりますよね。
私の祖父も90才まで喫煙者でしたが死因は老衰でした。
色々な意味で生きていると理不尽なことが起きます。
私もなんで私が?と恨み節のように思いました、でもどうしようもないことなんですよね。
病気にどう向き合うか?病気の人とどう向き合うか?
そういうことを考えるのが大事ではないでしょうか?
認知症って聞くと

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